「危険体感マネキン 墜落・転落衝撃体感180cm・130kgモデル」は、高所作業中に発生しうる墜落や転落の衝撃をリアルに体感できるよう設計された研修専用モデルです。このマネキンは、日本人成人男性の90パーセンタイル(上位10%の体格)に基づき、身長180cm、重量130kgというリアルなサイズ感を再現しています。
高所作業を伴う建設現場や工場などで広く採用されており、受講者はこのモデルを使用することで、墜落時の衝撃をリアルに体感し、安全対策の重要性を深く理解することが可能です。大型サイズの設計により、特に重量や高さに関連する安全器具の検証や訓練に適しています。
この危険体感マネキンは、墜落や転落時の衝撃を効果的に吸収するよう設計されています。胴ベルト型墜落制止用器具やフルハーネス型墜落制止用器具(full-body harness)の装着が可能で、背部には吊り上げ用のロープスリングを標準装備。多様な研修シナリオに対応できる構造を備えています。
内部構造には金属骨格とダンパー関節を採用し、外装は高強度のバリスティックナイロン生地で覆われています。この外装素材は国内製造の中でも最強クラスの耐久性を持ち、繰り返しのデモンストレーションにも耐えます。また、関節のダンパーがスムーズに作動することで、墜落時のリアルな挙動と臨場感を再現します。
さらに、重量調整が可能な設計となっており、研修内容や目的に応じて最適な重さに変更できます。胴部の3カ所(胴上、胴中、胴下)および両側の大腿部1カ所ずつにウエイトを追加することで、重量を100kgから130kgまで調整可能です。また、100kg時に装着されている全てのウエイトを取り外すと、80kgまで軽量化することもできます。これにより、重量を 80kg、100kg、130kg に設定することが可能です。
墜落制止用具(フルハーネス安全帯)を装着して墜落、宙吊りを再現します。
胴ベルト型安全帯での再現も可能です。安全研修の内容に合わせて宙吊りを実演できます。
▼胴ベルト型安全帯を装着しての墜落・宙吊り
▼フルハーネス型安全帯を着用しての墜落・宙吊り
墜落制止用器具(安全帯)を正しく装着せず、作業者が地面に墜落する墜落災害を再現します。
▼フリーフォール(直接落下・落下地点にマット使用)
※防水加工は施されていませんので、雨天でのご使用は劣化を早める原因となります。
安全帯を装着しての墜落の場合
ランヤード長 0 m~1.7 m (年間100回程度が目安)
フリーフォール(直接落下)の場合
作業床 0 m~5 m(年間100回程度が目安・40 mm以上のマットの使用を推奨)
品番 | 品名 |
HBD-0100-MB20 | 墜落衝撃吸収マット(二つ折)厚さ20cm |
HBD-0100-MB30 | 墜落衝撃吸収マット(二つ折)厚さ30cm |
HBD-0100-M20 | 墜落衝撃吸収マット厚さ20cm |
HBD-0100-M30 | 墜落衝撃吸収マット厚さ30cm |
HBD-0100-PAT | 安全防護パット |