ヒューマンボディ 人体ダミーと危険体感マネキン

HUMAN BODY Specialized in Human Dummies and Safety Training Mannequins
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救助・応急搬送訓練

危険体感マネキンは可動関節と耐衝撃性を兼ね備え、“負傷者”役としてリアルな救助・応急搬送訓練に最適です。模擬救助訓練の事例では、倒れた人を引き起こし、担架に固定して運ぶプロセスを安全に体験できます

1. ねらいと効果

チーム連携強化:搬送役・指導役・連絡役に分かれ、役割分担の重要性を体感
救助技術習熟:担架の固定方法、適切な持ち上げ動作、体重移動などを実践
緊急対応プロセス確認:非常停止装置操作、医療機関連絡手順の体験

 

ストレス耐性向上:重い“傷病者”モデルを扱うことで、実際の緊張感を再現

2. 必要機材・準備

機材 数量 備考

危険体感マネキン(70kg) 1体 HBD-0114-70K または同等の関節可動モデル

担架・ストレッチャー 1台 固定ベルト・ヘッドサポート付き

安全マット(40mm厚) 数枚 マネキン受け止め用に搬送経路下に敷設

非常停止装置 — 訓練用テストで機材の緊急停止を実演

医療キット 1式 包帯・スプリント・AED 応用器具など

通信機器(無線機/携帯) 1–2台 現場連絡の訓練用

ビデオカメラ 1台 振り返り用記録映像の撮影

3. 演習手順

3.1 シナリオ設定

高所宙づり救助

 

  • 想定:高所作業中、作業者が墜落寸前でフルハーネスに宙づりになったケース。

  • 演習内容:危険体感マネキンを足場の外側に吊り下げ、ハーネスによる締め付け・圧迫や呼吸困難リスクを体感。マネキンの解除・降下および安定した地上搬送までの手順を実践します。

  • 参考:Suspension Trauma emergency procedures

足場上急病者救助

 

  • 想定:足場上で心臓発作や熱中症を発症し、その場で動けなくなったケース。

  • 演習内容:マネキンを安全マット上に寝かせ、仮想バイタルチェック(呼吸・意識・脈拍)、AED使用の確認、担架固定、階段や斜路での搬送までを一連で体験します。

  • 参考:Scaffolder chest pain scena

停電・閉所事故シナリオ

 

  • 想定:足場や仮設エレベーター内で停電・閉所事故が発生し、作業者が閉じ込められたケース。

  • 演習内容:暗所でのヘッドランプ使用、無線によるチーム連携、マネキンの引き上げ・搬送を含む救助フローを実施します。

  • 参考:Emergency response practical exercise

多層階足場事故救出

 

  • 想定:二層以上の仮設足場で転落後、宙づりになった作業者の救出。

  • 演習内容:特殊スリングでマネキンを二重引き上げし、人力ウィンチを併用する手順を体感。

  • 参考:High-angle technical rescue

橋梁検査中挟まれ救助

 

  • 想定:橋梁点検中に桁の隙間に挟まれた作業者の救出。

  • 演習内容:マネキンを狭い隙間から慎重に引き出す救助手順、ストレッチャーへの固定・搬送を実演。

  • 参考:Pinned worker rescue case

複合災害救助演習

 

  • 想定:足場崩落、電線感電、飛来物の複合事故。

  • 演習内容:現場安全確保(電源遮断/飛来物対策)、マネキンの急所保護、応急救護から搬送までの総合演習を行います。

  • 参考:Complex rescue scenario

3.2 実施

初期評価

マネキンの状態確認(仮想呼吸チェック、出血有無の想定)
周囲の安全確保(非常停止、通報)

担架固定

首、胸、脚部をベルトで軽く締め、転落時の振動を抑止
ヘッドサポート挿入

搬送動作

4 人一組で“息を合わせて”持ち上げ
ゆっくりとした平行移動と角度変化(階段昇降シミュレーション可)

 

医療機関連携

無線・携帯で状況報告
救急隊到着までの待機・モニタリング

3.3 振り返り

 

ビデオ映像で動作を再生し、
バランスの取り方
担架固定の緩みポイント
通報タイミングの適切性などを全員で分析・共有。

4. 評価・学習ポイント

固定精度:バンドの締め付け具合が適切か
搬送安定性:平行移動時の揺れ幅と姿勢維持
役割遂行:指令・搬送・連絡のタイムライン適合度

 

緊急レスポンス:非常停止操作から通報までのリードタイム

5. 導入上の留意点

マネキン保護:擦れや衝撃で傷つきやすいので、搬送路に柔らかいマットを必ず敷設
重量管理:100kg級マネキンは実際の体重を想定。無理のない持ち上げ動作を強調
医療キット:実際の器具と同等品を使用し、誤操作防止のための事前講習を実施

 

環境整備:搬送経路の障害物除去と十分な幅の確保

6. 実践事例

製薬業 M 社:設備点検中の墜落事故想定訓練で、搬送時のバンド緩み率を従来比半減。
化学工場 N 社:夜間停電を想定し、無線通信訓練と搬送訓練を併合。通報から搬送完了までの時間を30%短縮。

 

建設 O 社:階段昇降シナリオを追加し、多階層現場での応用力を強化。

7. 参考文献・リンク

OSHA 29 CFR 1910.151 “Medical Services and First Aid”
中央労働災害防止協会 “救助・応急処置ハンドブック”

 

日本赤十字社 “救急法テキスト”

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危険体感マネキン

身長170センチ、体重約70キロの危険体感マネキンは、人体の動きをリアルに再現する設計が施されています。このマネキンを使用した高所からの墜落実験では、安全帯を装着した状態での挙動を再現し、研修受講者に墜落時の衝撃や危険性を体感していただけます。このデモンストレーションにより、危険体感研修の現場でリアルな状況を再現し、安全対策の重要性を学ぶことが可能です。

お知らせ

株式会社アヴィス

茨城県つくば市花畑3-20-5 D101

お電話でのお問い合わせ

029-846-1176

営業時間:平日9:00~17:00

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