
このマネキンは、フルハーネス型や胴ベルト型の墜落制止用器具(安全帯)に対応しており、安全装備の正しい装着と機能性を、視覚的・体感的に検証することができます。
背部にはロープスリングが取り付けられており、作業床までの吊り上げや落下位置の調整もスムーズに行えます。
前方・後方いずれの落下シナリオにも対応可能な全方向型の構造を採用しています。

内部構造には金属製フレームとダンパー式関節構造を採用。落下時には実際の人体に近い挙動を再現します。外装は、国内最高クラスの強度を誇るバリスティックナイロン生地で覆われており、年間100回程度の落下試験にも耐えうる堅牢性を備えています。
また、落下の際には各関節のダンパーが自然に作動し、墜落事故における身体の姿勢変化や挙動を忠実に再現。これにより、受講者は事故の瞬間をリアルに目にし安全行動の重要性をより深く理解できます。

フルハーネス型安全帯装着時の挙動や衝撃をリアルに再現。
胴ベルト型安全帯にも対応しており、各種教育ニーズに応じたシナリオ構築が可能。
多様な吊り下げ状況に対応。
※ 宙吊り再現中の状態は、写真や映像による教材化にも適しています。

墜落制止用器具を装着していない、または誤って装着した状態での直接落下シナリオを再現。
作業床までの落下距離は最大5mまで対応。(推奨マット厚は40mm以上)
床面への直接衝突による事故再現が可能で、事故の重大性を視覚的に伝える実習教材として活用されています。
この危険体感マネキンは、企業研修や安全大会だけでなく、AI解析や挙動シミュレーションといった研究用途にも導入されており、次世代の安全対策設計の根拠となるデータ取得にも貢献しています。
HBD-0114シリーズ危険体感マネキン(全方向)
HBD-0101シリーズ 危険体感マネキン(後方落下)
HBD-0102シリーズ 危険体感マネキン(前方落下)
| 品番 | 品名 |
| HBD-0100-105 | 危険体感マネキン墜落衝撃吸収マット(二つ折) |
| HBD-0100-107 | 危険体感マネキン墜落衝撃吸収マット |
| HBD-0100-108 | 危険体感マネキン安全防護パット |
HBD-0114-70K
仮設足場など高所作業の多い建設、工場、などで多く採用されているモデルです。墜落制止用器具(安全帯)はハーネス型安全帯、胴ベルトのいずれもが装着可能で、高所から墜落しての宙吊り、直接落下の衝撃を再現します。墜落デモンストレーション時には関節のダンパーが自在に動き、墜落時の臨場感をかもしだします。
HBD-0114-130K
身長180cmの墜落・転落再現用の危険体感マネキンです。重量は重りで調節して80kg、100kg、130kgにすることができます。
墜落制止用器具(安全帯)を装着して高所からの墜落災害による宙吊り、直接落下をリアルに再現します。