「危険体感マネキン 5M後方落下専用モデル 安全帯装着仕様」は研修受講者が作業中に電柱などの高所より墜落した際の衝撃を体感することを目的として設計されています。体格は一般成人男子に近似するように設計されており、研修受講者は墜落時の衝撃を体感することができます。電柱などの高所での作業の多い電気工事等の危険体感研修で多く採用されているモデルです。
電柱などの高所作業の場合には構造物やステップボルトにランヤードを回しながら昇降を行いますが、こうした動作中の墜落災害を再現することができます。重心が本体の胸部付に位置しているため、電柱などよりの墜落デモンストレーション時には必ず頭部より墜落します。U字つり・1本つり兼用の柱上用安全帯、胴ベルト型安全帯、ハーネス型安全帯のいずれもが装着可能で、背部には吊り上げ専用フックが標準で装備されています。
また、本体の内部は金属骨格とダンパー関節で構成され、外装は高耐久性のナイロン生地で覆われています。墜落デモンストレーション時には頚部が音を立てて屈折し、腰部の関節のダンパーが大きく動きますので墜落時の臨場感をかもしだします。
安全帯を装着しての墜落の場合
ランヤード長 0 m~1.7 m (年間100回程度が目安)
フリーフォール(直接落下)の場合
作業床 0 m~5 m(年間100回程度が目安・40 mm以上のマットの使用を推奨)
救助訓練の場合
女性:53 kgに調整(内部重り取り外し)
男性:62 kg
※防水加工は施されていませんので、雨天でのご使用は劣化を早める原因となります。