「HBD0105-03
危険体感マネキン3M垂直落下専用モデル」は研修受講者がエレベーターなどの昇降設備点検作業中に高所より墜落した際の衝撃を体感することを目的として設計されています。体格は一般成人男子に近似するように設計されており、研修受講者は墜落時の衝撃を体感することができます。昇降設備などの高所での作業の多いビルメンテナンス等の危険体感研修で多く採用されているモデルです。
昇降設備の点検や修理には乗場ドアや昇降路よりの高所作業がともないますが、こうした動作中の墜落災害を再現することができます。通常のタイプの危険体感マネキンより特に脚部が補強されていますので、エレベーターなどの昇降路内で、乗用かご天板へ直接の垂直墜落のデモンストレーションを行うことが可能です。胴ベルト型安全帯、ハーネス型安全帯のいずれもが装着可能で、背部と肩部両側に吊り上げ専用フックが標準で装備されています。また、本体の内部は金属骨格とダンパー関節で構成され、外装は高耐久性のナイロン生地で覆われています。垂直墜落デモンストレーション時に衝撃緩和用のマットなどは使用しません。衝撃緩和用のマットを使用しないため、墜落時の激しい音が臨場感をかもしだします。
安全帯を装着しての墜落の場合
ランヤード長 0 m~1.7 m (年間100回程度が目安)
フリーフォール(直接落下)の場合
作業床 0 m~3 m(年間100回程度が目安)
救助訓練の場合
女性:44 kgに調整(内部重り取り外し)
男性:61 kg
※防水加工は施されていませんので、雨天でのご使用は劣化を早める原因となります。